2020年10月28日放送の、情報番組『バイキングMORE』(フジテレビ系)では、『コロナ禍で急増する産後うつ』について特集しました。
産後うつとは、出産後に突然涙がとまらなくなったり、強い落ち込みを感じたりするなどの、うつに似た症状がでること。
番組内での、お笑いコンビ『おぎやはぎ』の矢作兼さんのある発言がネット上で「よくいってくれた」と反響を呼んでいます。
矢作兼「絶対に行かしたほうがいい!」発言とは!?
番組内では、同年10月の調査で出産後1年未満の母親2132人のうち『産後うつ』の可能性がある人は、約24%にのぼると紹介。この割合は、従来よりも増加傾向にあるといいます。
原因として新型コロナウイルス感染症の影響による、外出できないストレスや収入の落ち込み、人と触れ合う機会が減少したことなどがあげられました。
精神科の医師によると、産後うつの防止には「母親1人の自由な時間をつくることが大事」だといいます。
1歳の赤ちゃんを育てる矢作さんは、母親の産後うつに対して父親ができることについて聞かれ、こうコメントしました。
(奥さんが)髪を切りに行ったり、マッサージに行ったり、
その間2時間ぐらい1人で(赤ちゃんの面倒を)みていたら、もうその2時間でさえ何もできなかった。
これを1日中やっていると思ったらそれは(産後うつに)なるわ、と。
奥さんの帰ってきてからのリフレッシュ感がね、すごいの。
だから、絶対に行かしたほうがいい。
出典元:バイキングMORE
妻が自由時間を楽しむ間、育児の大変さを実感し世の中の育児をする父親たちへ「母親がリフレッシュできる時間を作ったほうがいい」と訴えた矢作さん。
子育てをする母親からは、矢作さんの発言に賞賛の声があがっています!
「矢作さんの姿勢、素晴らしい。私も美容院に久しぶりに行った時、人に頭を洗ってもらう幸せを噛みしめてました!」
「実際は子供が心配で完全にくつろげないけど、リフレッシュできる時間が少しでもあると全然違いますよね」
「矢作さん、よくぞいってくれました!世の中の父親たちはぜひ見習ってほしい…。」
この放送を見て「思わず涙がでた」という視聴者もいたそうです。
子育てをしていると、完璧な親であろうと気を張ってしまうこともあるでしょう。
心と身体がボロボロになってしまう前に、自分の時間をつくれるよう周囲の人のサポートが重要になりますね。