ペットを飼っている人すべてが恐れている日、それは愛する友あるいは家族であるペットとの別れのときです。
インスタグラムで20万人以上のファンを抱える猫のベイリーが他界したとき、家族はもちろん、ベイリーの動画を楽しんできた世界中のファンが悲しみに暮れました。
この投稿をInstagramで見る
ベイリーとの出会いは?
飼い主のエリンは、大学生の時に茶トラの子猫ベイリーに出会いました。
エリンの腕に乗り、どうしても離れようとしないベイリー。当時ペットを飼えない寮に住んでいたエリンは必死で手を尽くし、なんとかベイリーを飼うことに。
それから、時が過ぎ、結婚したエリンのもとに長女アビーが生まれると、ベイリーはアビーの守護天使となり、片時もそばを離れず、世話をしました。
この投稿をInstagramで見る
少女アビーとベイリーの絆
小さなアビーがお風呂に入れても、服を着せても、ベビーカーに乗せても、お医者さんごっこをしても忍耐強くアビーの成長を見守り続けたベイリー。
次女のハンナが誕生して、ママが忙しくなっても、アビーのそばにはいつも愛情深いベイリーがいました。
アビーが文字を読めるようになると、本を読む彼女の胸にすりよって何時間でも物語を聞くベイリーの姿が…
この投稿をInstagramで見る
インスタグラムでは、アビーの読み聞かせを聞いたり、小さな姉妹の世話をするベイリーの動画が話題に。テレビ局にも取り上げられ、ベイリーはネットの人気者になったのです。
しかし、それからしばらくして、家族を愛情深く包んできたベイリーは腎不全のため他界しました。14歳でした。
この投稿をInstagramで見る
こちらは、ベイリーが亡くなる少し前の動画。4歳のアビーが弱ったベイリーを抱っこして「ユー アー マイ サンシャイン」を歌っている動画は涙なしには見ることはできません。
ベイリーが築いた大切な思い出
学生時代に子猫のベイリーを養子にしたエリンはベイリーを見送って「涙が止まらなかった」と回想します。
さらに、エリンが驚いたのは、ベイリーを亡くし、悲しんでいる小さな姉妹に世界中から手紙やベイリーに似たぬいぐるみがたくさん贈られてきたこと。
エリンは、世界中の見知らぬファンのあたたかさに感銘を受けたと言います。
彼女はベイリーの思い出を残すために、今でも折に触れてベイリーの古い写真や動画をインスタグラムに投稿しつづけています。
小さな優しい猫ベイリーは、虹の橋を渡っても、なお人々の心に優しさを広げつづけているのですね。そしてきっと空の上からアビーとハンナの成長を変わらない深い愛で見守っていることでしょう。