こんにちは。オグです。
アルバイトから正社員の道って可能なのか?
今回はアルバイトをしている方向けの記事となります。
アルバイトから正社員登用って難しい??
まずアルバイトから正社員になれるかどうか?
結論から言うと、
可能です!
ただ、銀行や教師の様に新卒採用しかしていない企業は難しいと思います。
アルバイトから正社員へのルートは?
まず、アルバイトから入社して正社員を目指す為に知っておきたいポイントは3つ
・アルバイトから正社員への雇用形態変更の仕組みがある。
・正社員になる為のステップは何年かかるのか?
・資格などを取得しないといけないのか?
ここをしっかり把握する必要があります。
その上で会社側から「この人は正社員向だな」と思われる必要があります。
こう見ると結構難しそうだと思うかもしれませんが、正直アルバイトから正社員は結構ハードルは高いと思った方が良いでしょう。
それはなぜか?
企業としてはなるべく若手を欲しがっており、途中からのアルバイトを正社員にするより新卒で採用した方が1から教育がしっかりできる為です。
そこでアルバイトから正社員を目指すポイントとして
・人間的に信頼できる人
・仕事で成果を出せる人
・コミュニケーション能力のある人
この3点が必須になります。
正社員になる為には上司の評価が高くないとなれないし、上司も本人に正社員になる為の意欲やスキルがないと推薦してくれません。
新卒で入るよりもアルバイトから正社員を目指す場合はそれ相応の努力をしましょう。
大手企業でも可能なのか?
あくまで経験談になりますが、僕がリクルート時代に大手企業へ求人依頼の件で訪問した際に中途入社の話をした事がありました。
その際に(体感ですが)50%くらいの企業は中途で社員を入社させるよりアルバイトからの社員登用を推奨している。との回答がありました。理由を聞くと、「戦力になる」「会社愛が中途入社よりある」「長く続いてくれそう」などの意見がありました。
当然アルバイトから社員を目指す。と言うことは会社の事が嫌いではないと言う事にもなります。(嫌いだと社員を目指さない)採用担当者もそれは理解しており、中途社員を入れるより離職率が低い。との観点で推奨している。とのことでした。
推薦って必要!?
基本的にアルバイトから正社員になるには推薦は必須です。
推薦自体も上司の推薦が必須にはなりますが、他の正社員からの推薦でも正社員になっているケースも見られます。
「働いていたお店が新しい店舗を展開することになった。新しい店舗の店長を誰かに任せなければならず、私に白羽の矢が立った」(26歳女性/飲食)
お店側としてもこれまでのノウハウを知っている人に任せたいもの。これまでの働きぶりが認められたのでしょう。
出典元:マイナビ
「会社の制度として『正社員登用試験』というのが用意されているので、アルバイトで入ったときからそれを意識して真面目に働いた。一定期間働いたあと研修や試験に合格し、そのあと平均半年くらいの試用期間があって、そこで仕事ぶりを最終チェック。これに合格すれば無事正社員になれるという仕組みです」(29歳男性/物流)
ある程度大きい規模の企業になってくると、多数の人材を一括管理する必要があるため、正社員登用は制度化して用意されています。正社員になるためにクリアするべき関門が、「試験」や「研修」といったように具体的に見えるので、そこに向かって努力しやすいといえるでしょう。
出典元:マイナビ
この様に簡単になれるものではないですが、タイミングと日々の業務をしっかり行っていると正社員への昇格も十分ある話だと思います。
志望動機が重要!
日々業務をこなしていくだけでは正社員にはなれません。
ある程度の「アピール」と「志望動機」が必要になってきます。
例えば、年に1回、2月に正社員登用試験があるとすれば、
・いつまでに申告していないといけないのか?
・上司に正社員への志望動機をはっきり伝える。
・報告時に通常のアルバイトが行う業務以上の事ができる。
をしておく必要があります。
自分自身は正社員を目指しているのに申請をしていないがため、全く面接も何もない。なんてことにならない様にしましょう。
入社試験がある場合も!?
こちらも体験談になりますが、企業によって社員登用テストや面接がある場合があります。
僕が知っている限りだと
・簡単な計算問題
・一般教養テスト
・ASP試験
・論文
・面接(2回ある場合もあり)
と言った感じで各企業でまちまちにはなりますが試験などがあります。
あくまで予想ですが、大手企業になるに連れて試験もハードルが高くなり、「テストと面接」と複合して行う場合もあったりします。
こちらはアルバイトで入社した時や、アルバイトで入社する前にネットなどで調べてみることをおすすめします。※(○○株式会社 社員登用試験)などで検索。
アルバイト正社員の違い【メリット】
それではアルバイトから正社員へなった場合のメリットを見てみましょう。
■アルバイトで業務を行っていたので即戦力になる。
■顔がある程度広くなっている
■部下の教育ができる
■資格取得をしている事もある
■正社員である事
アルバイトで業務を行っていたので即戦力になる。
今までアルバイトで経験してきた事を即戦力で生かす事ができます。
ここは同期入社の人と比べてもかなりのアドバンテージではないでしょうか。
顔がある程度広くなっている
アルバイトして数ヶ月で正社員。。。はなかなかないのである程度の期間は幹部の方や上司含め上の方にお会いする事もあると思います。
少しでも顔を広げておくと今後にチャンスになります。
部下の教育ができる
後輩アルバイトが入ってくると、基本は先輩アルバイトが教えます。
その経験は正社員になった時も間違いなく活用できます。
資格取得をしている事もある
例えばドラッグストアなどは「登録販売者」の資格が必要だったりします。
アルバイトで先に取得しておくと正社員になってから取得しなくてもいいのでこちらもアドバンテージになりますね。
正社員である事
最大のメリットはやはり「正社員である」と言うことです。正社員になると福利厚生もしっかりします。また退職金や賞与などもあったりと待遇は遥かに変わってくると思います。
アルバイト正社員の違い【メリット】
次にデメリットを見てみましょう。
■自分の方が同期入社より年上
■正社員になって業務内容が大幅に増える
■残業がある
デメリットとしては3点になります。
自分の方が同期入社より年上
これは当然ですが、その年の新卒で入ってきた社員が同期となります。
もし25歳で正社員になった場合は22歳の人たちと一緒に研修などを受けます。社会人なのであまり気にはしないかもしれませんが、あんがい孤独を感じたりもします。
正社員になって業務内容が大幅に増える
アルバイトの時と違い給料が増える分業務量も格段に上がります。
今までしていた事+αが増え最初は追いつかない事も多いと思います。分からないことなど最初はたくさんあるかと思いますが挫けずに頑張りましょう。
残業がある
ここが1番のデメリットかな。と感じます。
アルバイト時代の内に社員の方が残業を日々しているかをしっかり見ておきましょう。
もし社員になると残業がすごく多い!と言うのであれば、その企業での正社員はあまりおすすめしません。
もし残業が少なければホワイトな会社ですね。
登用後の給与体型は?
結構気になるポイントの一つの給与体型ですが、前提としてその会社の規程に準ずる。と言った形が多いと思います。
ただ、個人的には新卒と同じ給与からのスタートが多い印象なので、新卒が20万円〜となっている場合は20万円からのスタートと思っていた方が賢明と思います。
この質問は良く見ますよね。
会社としては20万円〜としている場合は、中途で入社してくる方がもともと同業他社で働いており、即戦力と判断したときに設定する給与システムとなる事が多いです。
したがってアルバイト昇格で正社員の場合は20万からのスタートとなるケースが非常に多いです。
ここはその会社で違う場合がある為、事前に調べておく方がいいですね。
有給ってどうなるのか?
アルバイトでも有給は所有しています。よくアルバイトは有給を使えない(無い)と言う話を聞いた事がありますが、アルバイトも正式な雇用者です。雇用者の権利として有給を所持しています。
そこでもし正社員になった場合の有給の所有の仕方ですが、基本的に
アルバイト時の有給を全て消化して、正社員としての有給を付与。
となります。
したがって、もともとアルバイト時に5日の有給を保有していた場合は、5日間の有給休暇を消化した後に正社員雇用に変更し、正社員としての有給を付与される事となります。
こちらは結構知らない方が多いと思うので知っておきましょう。
自分なりの感想
いかがでしたか?
今回はアルバイトから正社員は可能なのか?について見てみました。
実際僕自身も昔にいた会社でアルバイトから正社員になった経緯がありますのである程度の業務を行っていると正社員へはなる事も可能だと思います。
また入社した時から正社員を目指す旨しっかり伝えておく事も忘れない様にしましょうね。